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屋根材の種類と特徴をわかりやすくご紹介!

2025年4月23日

迷いやすい屋根材えらび、主な5種類をまとめてみました

屋根のリフォームを検討されるとき、意外と悩むのが「屋根材ってどれがいいの?」という点ではないでしょうか。

スレート、金属、瓦、、名前は聞いたことがあっても、それぞれどう違うのか、ぱっとわかりづらいですよね。

今回は、よく使われる3種類の屋根材の特徴をなるべくわかりやすく整理してみました。








🧱 スレート屋根(カラーベスト)


スレート屋根は、セメントを主成分とした厚さ5mmほどの薄い板のような屋根材で、一般住宅で最も多く使用されている屋根材の一つです。コストパフォーマンスが良く、軽量、そして施工性が高いため、新築やリフォーム問わずよく選ばれています。

✔️ 特徴とメリット

  • 軽量で建物への負担が少ない

  • コストが比較的安価で、施工しやすい

  • デザインのバリエーションも豊富

✔️ 注意点

  • 表面塗装が劣化すると吸水しやすくなるため、10~15年ごとに塗装や補修が必要

  • 割れやすいため、落下物や強風による破損リスクあり

✔️向いているケース

  • 費用を抑えてリフォームしたい方

  • シンプルですっきりとしたデザインを好む方









🔧 ガルバリウム鋼板(金属屋根)



亜鉛をメッキさせた鋼板を「トタン」といい、そこにさらに「アルミ」を加えて耐久性を向上させた屋根材を「ガルバリウム鋼板」といいます。近年人気が高まっている金属系の屋根材で、「ガルバ」とも呼ばれ、軽くて丈夫、スタイリッシュな外観も魅力です。

✔️ 特徴とメリット

  • 非常に軽量で、建物に優しい

  • サビにくく、耐久性が高い

  • モダンなデザインにぴったり

✔️ 注意点

  • 遮音性・断熱性は素材単体ではやや低め(断熱材入り製品もあり)

  • 雨音が気になる場合がある

✔️向いているケース

  • 現代的なデザインがお好きな方

  • 軽くて長持ちする屋根を選びたい方

  • カバー工法(既存屋根の上に重ね葺き)を検討されている方










🏠 アスファルトシングル



アスファルトを主成分とした柔らかいシート状の屋根材で、もともとはアメリカで誕生し、現在でも北米を中心に広く使用されています。軽量で扱いやすく、屋根の形状に柔軟に対応できるため、デザイン性の高い住宅やリフォームの現場でも採用されることが増えています。

✔️ 特徴とメリット

  • 柔軟性があり、施工性が高い

  • 防音性が高い

  • 価格が比較的安価

✔️ 注意点

  • 耐用年数が短め

  • 色あせや風雨による劣化が早い

✔️向いているケース

  • コストを抑えたい方

  • 屋根形状が複雑な場合








🪨 石粒付き金属屋根



石粒付き金属屋根は、鋼板の表面に細かい天然石の粒をコーティングした屋根材で、見た目の美しさと高い機能性を兼ね備えています。金属屋根の軽さや耐久性はそのままに、天然石の層が加わることで、断熱性・防音性が向上しています。

✔️ 特徴とメリット

  • 高級感があり、耐久性が非常に高い

  • 意匠性に優れている(同質役物を選択可能)

  • 施工後の色落ちやムラが出にくい

✔️ 注意点

  • 製品ごとに性能差がある

  • 他の屋根材よりやや価格が高め

✔️向いているケース

  • カバー工法(既存屋根の上に重ね葺き)を検討されている方

  • 高級感を求める住宅やデザインを重視される方








🏯 瓦屋根(和瓦・平板瓦)


昔ながらの日本家屋や寺社建築に多く使われている瓦屋根。近年はフラットなデザインの平板瓦も登場し、モダン住宅にも採用されています。

✔️ 特徴とメリット

  • ずば抜けた耐久性(50年以上使えることも)

  • 断熱性・遮音性に優れ、室内環境が安定する

  • 自然素材に近く、見た目も重厚感あり

✔️ 注意点

  • 重量があるため、耐震性への配慮が必要(耐震補強が必要な場合も)

  • 他の屋根材に比べて施工コストは高め

✔️ 向いているケース

  • 長期的に住む家として性能重視の方

  • 和風・重厚感のあるデザインが好きな方

  • 地元の気候(豪雪地帯など)に瓦が適している場合








屋根材選びで意識したいポイントは?

どの素材にも、メリット、デメリットがあります。選択肢を絞る際は、家のデザインや耐久性、メンテナンスの手間、予算などをよく考えたうえで、最適なものを選ぶことが大切です。

屋根材

耐久性

重さ

メンテナンス

特徴

スレート

(10-15年)

軽い

定期塗装が必要

コスパ◎、見た目すっきり

ガルバリウム鋼板

(20-30年)

軽い

少なめ(塗装不要)

軽くてスタイリッシュ

アスファルトシングル

(10-20年)

軽い

表面の劣化に注意

防音性よし、柔らかくて加工しやすい

石粒付き金属屋根

(30年以上)

軽い

少なめ(長寿命)

高級感あり、断熱・防音も優秀

(50年〜)

重い

基本不要

和風・高耐久・断熱性高










屋根はなかなか目に入りづらい場所だからこそ、「知らないうちに劣化していた…」というケースもあります。これから家を建てる方や、リフォームを検討されている方は、どんな屋根材が家に合いそうか?今回の比較を参考にして、少しでもイメージがしやすくなったら嬉しいです。

気になることがあれば、お気軽にご相談ください😊


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